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問題だけど、問題ないブログ

いつもご機嫌、意地でもご機嫌。機嫌さえよければ当面問題ないんです。知らんけど。

「食の総合コンサルタント」小倉朋子さんの新著がおもしろかったのでご紹介

おススメ
「本は3回立ち読みするまで買わない」とルールを設けているわたしが、書店で見かけて即買いしてしまった本を紹介します。

 

私が最近弱っているのは 毎日「なんとなく」食べているからかもしれない

私が最近弱っているのは 毎日「なんとなく」食べているからかもしれない

 

 

著者は「食の総合コンサルタント」小倉朋子さん。
世界一美しい食べ方のマナー」の方だったんですね。
 
公式ブログでは「食と心」がテーマの自己啓発本と説明されてました。
人生を食の探求に捧げる小倉さんによる「食哲学」の集大成です。
帯についてる「人生が変わる新しい食べ方。」のコピーは確かに自己啓発っぽい。
 
ですが、読んでみて思ったのは「食って萌えだよね」でした( *´艸`)
 
 

前書きからして何かおもしろげ

 
前書きを著者が書いてません。
担当の編集さんが、小倉さんがどんな人かを解説しています。
 
365日、24時間、ずっと食のことを考えている方だそうです!
 
世界の一流の人たちと食事することも多く、本物のマナーを伝える仕事をされる方ですが
出てくる言葉が「カレーってスプーンよりフォークで食べたほうが美味しいんですよ」って。
 
こんなところに行きつく人の「食哲学」ってどんなんだろうって気になるじゃないですか。
 
 

目次と概要

 
1皿目 私が自信を持てないのは「五感」を磨いていないからかもしれない
 
自分の感覚を磨いて、自信を持とう。 
視覚、嗅覚、触覚、味覚、聴覚それぞれを鋭くする食べ方の実例。
 
2皿目 私がコミュニケーション下手なのは美しく食べていないからかもしれない
 
食への敬意を込めた食べ方は誰からも好感をもたれる。
あらゆるシーンに対応可能なマナー「食事七則」の紹介。
 
3皿目 私が自分を大事にできないのはひとりごはんを雑に食べているからかもしれない
 
誰も見ていないひとりごはんを大切にするのは、自分をもてなすこと。
おいしいと思うものを食べることで自己肯定できる。
 
4皿目 私が最近イライラするのは手料理をしていないからかもしれない
 
手料理は最高のオーダーメイド。
残り物料理でクリエイティビティが磨ける。
 
5皿目 私が毎日つまらないのは同じものばかり食べているからかもしれない
 
毎日の食事から刺激を得る。
嫌いなものを好きになると人間的な許容量が増す。
 
6皿目 私の体がだぶついてるのは残念な食習慣に気づいていないからかもしれない
 
ダイエット話(-"-)
 
7皿目 私が大人になれないのはちゃんとした外食をしていないからかもしれない
 
外食で社会性が育つ。
ひとり外食は日常の大冒険。
 
 

勝手な感想

 
「1皿目 私が自信を持てないのは「五感」を磨いていないからかもしれない」からして「この人なんなの?!」って感じですよ。
だって、五感を鍛えるという名目のもと、ありとあらゆる方向から食物の魅力が書き綴られてるんですもん。
 
果物を妙な角度で見てみたり、とりあえず臭ってみたり。
桃は五分刈りの男の子みたいでキュートだそうです。
わかるけど! わかるけど、なんか(;´∀`)
 
魚をひっくり返して食べない理由が行儀悪いからではなく
「命あったものを、自分の都合に合わせる食べ方だからよくない」
 この人範馬勇次郎と友達になれるんじゃないかと思いました。
 
わたしのお気に入りは「4皿目 私が最近イライラするのは手料理をしていないからかもしれない」です。
子供の頃から凝った料理を得意としていた小倉さんですが、この章で紹介されているスープには「器に具材とダシの素を入れてお湯を注ぐ」だけのものがあるんです。
一般的には手抜きと思われがちなレシピですよね。
 
でも、手料理というオーダーメイドで、自分が美味しいと思うなら、それが一番。
そんなメッセージが込められている気がしました。
凝った料理が出来ないというだけで、料理に対する自信を持てずにいる人におススメしたいです。
 
 
とにかく、食べ物や料理、お店への「敬意」が怒涛のように押し寄せてくる本です。
もはや本から「萌え~」というオーラが放たれているよう。
あ、「萌え」とは表現されてないですよ。自称「オタク」だそうですけど( ̄▽ ̄)
 
わたしも食べることが大好きですし、食に関する本なら山ほどで読んでいますが
ここまで食と真剣に向き合あってる方ってなかなか思いつきません。
 
逃げ出した伊勢海老を「こうまでして生きていたい命をいただいてるんだ」と思いながら美味しくいただいく下りは
食べるのが好きと言いながら「なんとなく」食べていたわたしに、食べ物はかつて生き物であったことを思い出させてくれました。
 
自分のため、家族のためだけでなく「食べ物」のためにも。そこまで考えて食べること。
極めるには一生かかりそうですが、機会は毎日あるから大丈夫。
 
いただきます、ごちそうさまの次は「美味しかった~(*´ω`*)」ですよ。
そこはわたし出来てますけどね!
ダイエットの章がね、読み返せないのです( ;∀;)